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奈良県在住。日々のログとして書くことにします。

古代飛鳥の人々は、夜空の星々をどんな思想や観念を持って眺めていたんでしょうね!

こんばんは。

 

 

 表題にひかれて読んでます!

 

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奈良文化財研究所編

 

『飛鳥・藤原京を読み解く 古代国家誕生の軌跡』

 

平成29年10月7日 発行 株式会社 クバプロ

 

第1章 若杉智宏 

 

 あすかの宇宙

  -飛鳥人のみた星座ー

 

 キトラ古墳ぼ天文図が伝える宇宙観や、その基礎となった中国の天文学について

 

紹介してくれているものです。

 

一 飛鳥時代天文学

 

二 キトラ古墳の天文図

 

三 古代中国の手の世界ー三垣

  

四 古代中国の天の世界 ー 二十八宿

 

五 キトラ天文図の星座

 

六 中国や朝鮮半島に残る天文図

 

おわりにーキトラ天文図の意義

 

 キトラ天文図は、広い天域をカバーする、科学的知識にもとづく星図です。それは確認できる星座の数・内容や、黄道天の赤道を示す円が描かれている点から判断できます。この図が描かれた年代は、キトラ古墳が造られた西暦七〇〇年前後で、これほど古い本格的な星図は、現在の中国でもまだ見つかっていません。図中の多くの星座が、現代のどの星座にあたるか確定でき、現代の星図とも比較できる本格的星図としては、世界最古の遺例です。またこの天文図は中国天文学の知識と、天帝の納める天の世界観や占星術といった星々に関する思想が、古代飛鳥の地に確実に存在したことをものが足るものです。キトラ天文図は飛鳥の小さな円墳の狭い石室内に残された直径六〇センチほどの図ですが、歴史学や考古学だけでなく、東アジアの天文学科学史の分野においても非常に価値のある文化財といえます。(以下略)

 

前掲書p36~37

 

  もし、時間旅行ができるのなら・・・・・

 

古代の飛鳥に出かけて、この地で暮らしている人たちと話してみたいなと思います。

 

現代の大阪弁が伝わるやろか?・・・・

 

それはその時のお楽しみ・・・(笑)

 

 

では・・・

 

 

おやすみなさい。