以前から歩いてみたかった葛城山の麓にある御所(ごせ)の町や、古代史の舞台
秋津洲の辺りを歩いてきました。
御所(ごせ)市観光協会のパンフを頼りにJR五位堂から御所に向かいました。
昔ながらの駅舎です。
パンフにある御所まちへ向かいました。
この一角には昔ながらの家並みが残っています。
御所は修験者の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)の出生地と言われています。
違いは環濠都市ではない事でしょう。
次に鴨都波神社に向かいます。
この辺りには出雲国の古代氏族と言われる鴨族が暮らしていたそうで、その関わりから
誕生した神社といわれています。
さらに南に下って野口神社に向かいます。
5月5日に蛇綱引きが行われ蛇綱を子供達が担いで村中を1軒1軒回って歩き、
水乞いと五穀豊穣を祈るという事です。
南に下り宮山古墳に向かいます。
この古墳は、この地で勢力をふるった葛城氏の祖、葛城襲津彦の墓といわれています。
この付近にはあと5か所古墳があります。
葛城氏の全貌が明らかにされる日が楽しみですね。
金剛・葛城の山並みです。
国道309号を東に向かって歩き、日本武尊(ヤマトタケル)白鳥陵に向かいます。
日本武尊は三重でなくって、白鳥になり、この地に一度舞い降りたという
伝説があり、最後は、大阪府羽曳野市に降り立ち、その後、天に昇られたそうです。
孝安天皇陵を通りJR玉手駅に向かいます。
この辺りのお家です。
これで一軒です。
うらやましい広さです。
孝安天皇陵です。
最後に役行者(えんのぎょうじゃ)の出生地吉祥草寺に向かいます。
近鉄御所駅まで歩き、帰路につきました。
この行程で12時30分~16時30分
23408歩 18492m 歩きました。
私と息子以外、歩く姿の人を見かけませんでした。
そのせいなのか、道ですれ違った在所の老人数人から”こんにちは”
と挨拶をしていただけました。
山歩きでもないのに、心がほっこりしました。
今月23日には、葛城市(當麻町・新庄町が合併)の旧新庄町を舞台に
葛城山麓ウォークが開かれます。
このイベントで、また葛城の山麓を歩いてみようと思っています。
今日は2万歩以上歩いたので、ビールが美味しくいただけました。
では、みなさん、おやすみなさい。