こんにちは。
奈良北西部、下り坂のお天気です。
今日はのんびりと自宅でこんな本を読んでゲラゲラ笑っています。
図書館で見つけて借りました。
60代の皆さんは愛読書?だと思います。
私もその一人です。
今年70歳になる彼が98歳の彼をどう描くの?
ニタニタ、ゲラゲラ笑いながら、読んでいます。
興味がある方は読んでください。
「三十年後の近未来」に関しては、ちょっとだけ真面目に考えた。
「三十年後の近未来」を考えたら、今やだれだって絶望郷だろう。
そのことを当然として、みんなよく平気でいられるなと思ったけれど、
「じゃ、どんなディストピアか?」を考えたら面倒臭くなった。(中略)
自分を三十歳カサ増しの「もうすぐ九十八」に設定してしまうと、かな
りきつい。(中略)
そうしてこの近未来空想科学小説は始まったのだが、よく考えなくても、
「これは私が死ぬとめでたく終わるの?」というようなもので、老いの先
のその先はとなると、視界が開けるようなものでもなく先細りなので、
十回くらい続けた頃に「もうやめてもいい?」と言ったが『群像』の
原田くんは「一冊の本にしたいので、もう少し」と言った。
それで私は、力なく「じゃ、もう少し生きてみます」と言った。
本当の話だよ。
生きるのは大変なんだから。<色付けは私の個人的意見です。>
草々
二〇一七年十二月吉日
『98歳になった私』 橋本治 講談社 2018年1月 あとがきより
この本は、人生は消しゴムだの巻で終わります。
同感やなあ~
100歳まで・・・生きたいかなあ?
なんとも言われへん・・・
答えが出るわけでなし・・・
人生は消しゴムなんやから・・・
ぼちぼちすごしましょ。・・・
では、楽しい休日をお過ごしください!
あほらし~ と思ったから・・・