こんばんは。
しばらくブログをお休みしました。
奈良北西部は、一日中不安定なお天気、明日も続くようです。
平成30年9月7日 朝日新聞 大阪本社版 夕刊に掲載された記事です。
私の描くグッとムービー
「男と女」(1966年) わたせせいぞうさん (イラストレーター)
わたせせいぞうさんのイラストの世界、心地よいですね。
彼が描いた阪急神戸線のイラストもブログで何度か取り上げました。
彼のおすすめムービーがこの作品です。
この映画が撮られたのは、私が12歳の時、「ダバダバダ」のスキャットが
印象に残っています。(みなさん、そうだと思いますが・・・)
大人の男女の純愛映画です。(中略)
大人の会話がオシャレでおしゃれで(中略)、大人の恋のメルヘンだなと思
いましたね。(中略)
最初に何を言おう、どう振る舞おう、とつぶやきながら彼女の元に急ぎま
す。その純情さに、ものすごく共感しましてね。彼女を助手席に乗せた時
にも、すぐそこに彼女の手があるのに、うぶで一生懸命で。男と女には
距離があるんです。手と手の距離、亡き夫を忘れられない彼女の心の距
離、(中略)、突き詰めると「距離の話」かなと。
会社員時代、漫画家の園山俊二さんの自分の漫画を見せに行くと、
「わたせ君ね、男と女を描きなさい」と。それで今でも男女のロマンス
を描いています。なんだかずっと、この映画と通じているように感じます。
(聞き手・中村さやか)
最近、心に残る映画にあまり出会いません。
自分の感性が衰えたせいか、駄作が多いためかもしれません。(笑)
久しぶりに大人の恋愛映画に浸るのもいいかなと思いました。
では・・・
楽しい休日の夜をお過ごしください。