昨日は上本町六丁目で仕事がありました。
予定より早く終わったので、細工谷遺跡へ向かいました。
⑥の場所です。
このように紹介されています。
1996年に発掘され和同開珎の枝銭が全国で初めて発見されました。
和同開珎の枝銭は貨幣を製造する過程で使用されるものです。
「百済尼寺」と書かれた墨書土器・瓦 金属加工に関連する遺物等
⑤に四天王寺七宮の一つ上之宮跡があったのではないかという説がありますが
確証されていません。
広島カープファンの皆さん。
ここが黒田投手が通った私立上宮学園です。
以前は浄土宗の男子校でしたが、最近男女共学になりました。
この写真は正門です。
上宮高校の前を西に向かって歩くと上町筋に出ます。
この角に大阪国際交流センターがあります。
昔大阪外国語大がありました。
現在は大阪大学と一緒になりましたね。
高校生の時、大阪外語大の英語科を出た先生にしごかれました。
この辺りに生國魂神社があります。上の地図③辺りです。
この神社の中には 井原西鶴の像や
「彦八まつり」を毎年開催しています。
この人だれ?
戦後、織田作之助という小説家が現れました。
この人は、この神社の近く生玉商店街で生まれ育ちました。
というわけで、この神社の中にこの像が置かれています。
この坂は真言坂と言います。
天王寺七坂のうち南北に坂が出来ているのはこの坂だけです。
以前、四天王寺前夕日丘辺りを歩いたことを紹介したブログに登場する天王寺七坂
はすべて東西で西から東に向かっての上り坂で、北から南に上る坂はありません。
この坂を下ると千日前通に出ます。
写真の通り下ってゆくと、日本橋(にっぽんばし) 難波新地です。
千日前通りを渡って高津(こうづ)宮に向かいます。①~④
境内です。
坂の由来がなんとも・・・おもしろいですね。
男女がこの坂の頂上でピッタリ出会うと相性が良いのだそうです。
この境内には五代目桂分枝之碑があります。
「上方落語四天王」で生涯最後の口演は2005年高津宮での「高津の富」でした。
「新婚さん、いらっしゃ~い」の文枝さんは六代目です。
高津の富亭です。
上方落語に「高津の富」という落語があります。
その日暮らしの主人公が豪商と嘘をついて旅館で豪遊し、宿の主人に
支払をせがまれ、嘘をついて煙に巻きますが、主人は「運試し」に高津宮の
富札を薦め、主人公は泣く泣く買いますが、「当たったら半分やる。」
と言っていしまいます。
ところが、高津宮で大当たり。
宿へ帰って、当たった事を隠して寝ていましたが、
「大当たり」を知った宿の主人が、「半分ちょうだい~」と枕元へ・・・
さて、そのオチは・・・
というお話しだったと思います。
夕闇が迫ってきたので、上本町六丁目に戻りました。
難波から引っ越した歌舞伎座はこの近鉄百貨店の裏のビルにあります。
では、楽しい週末をお過ごしください。