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奈良県在住。日々のログとして書くことにします。

人間は、どんな動物なんでしょうね?

奈良北西部、雨の一日です。

 

日高敏隆の『ぼくの生物学講義ー人間を知る手がかり』昭和堂 2010年 を読みました。

 

 

 

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講義は13講義

 

第1講      動物はみんなヘン、人間は一番ヘン

 

第2講    体毛の不思議

 

第3講     器官としてのおっぱい

 

第4講     言語なくして人間はありえない?

 

第5講     ウグイスは「カー」と鳴くか?  遺伝プロ グラムと学習

 

第6講    遺伝子はエゴイスト?

 

第7講   社会とは何か?

 

第8講   種族はなぜ保たれるか?

 

第9講 「結婚」とは何か?

 

第10講  人間は集団好き?

 

第11講  なぜオスとメスがいるのか?

 

第12講  イマジネーションから倫理が生まれる。

 

第13講  イリュージョンで世界を見る。

 

読んでいて、納得したり、思わず笑ってしまったり・・・・・・・

 

唯脳論・都市化してしまった』私には耳の痛い話が盛りだくさん、

 

 

人間という生物について考えさせられました。(笑)

 

 

著者はこの本の終わりでこう述べています。

 

この講義は、人間とはどうゆう動物か」というタイトルでやってきまし

 

た。初めから言いましたけども人間というのは、動物であるのは間違いな

 

いんだが、まっすぐ立ってあるいていることから始まって、非常にヘンな

 

動物であるし、おまけにさっきのにイマジネーションをもってみたりです

 

ね、イリュージョンをもってみたり言語をつくってみたりとか、いろんな

 

ヘンなことをしている動物なんだけれども、結果的にいうとやっぱり動物

 

として生きている、こうゆう動物だってことになります。

 

 

人間という動物はいろんなことができる動物であって、かつしかし、

 

やっっぱりであることは間違いない。(中略)

 

人間はどうゆう動物かということを、われわれはちゃんと知る必要が

 

あるということです。

 

前掲書 P237より

 

 

頭の中だけで生きる『唯脳論』の世界から抜け出さねば・・・・・

 

 

「身体」を思い出さないといけないですね。

 

 

では・・・・

 

楽しい一日をお過ごしください。