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奈良県在住。日々のログとして書くことにします。

大阪の方言を社名にしている会社があるんです。さすが浪速っ子ですねえ!

こんばんは。

 

奈良北西部、おだやかな夜になっています。

 

今日は、大阪市西区江戸堀を歩いて興味深いものを2つ見つけました。

 

1つは大阪の方言(さよか・・)を社名にしている会社の看板です。

 

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『さよか』

 

もともと大阪の方言で、上方落語によく登場しますね。

 

この言葉の響き、「ええなあ~」とおもいませんか?(笑)

 

 

  • 「もうそろそろでっせ」
  • (もうそろそろですよ)
  • 「さよか。ほな行こか」
  • (そうか。じゃあ行こうか)

 

goo辞書による。

 

 

 

会社HPに社名の由来が書いてありました。(確認のため調べました。)

www.sayoka.co.jp

「サヨカ」の意味
 『サヨカ』は「そうですか」という意味の商人言葉から付けられた社名である。語源は「左様か」と思われ、武士言葉?が商人の間では縮められて『サヨカ』となり、そのイントネーションで感嘆・納得(語尾が下がる)の気持ちを表したり、懐疑・疑問(語尾が上がる)になったり、軽くあしらう相槌になったりする曖昧な言葉でもある。


 『サヨカ』の社名の由来は大正8年(1919年)8月に現会長・平田啓治郎の岳父・出口巳之助が26歳の時に『サヨカ製作所』を創立した約90年前にさかのぼる。出口巳之助は日本全土は勿論、朝鮮や樺太も視野に入れた広域での商売を考え、「大阪商人らしく」「すぐに覚えてもらえ」「愛着を持ってもらえる」社名として、当時の商人の会話の中で一番多く使われたという『サヨカ』と名付けた、今で言うCI戦略に長けた、ユニークな大正期の起業家だったと言える。

戦前の隆盛
 出口巳之助(1893-1974)の『サヨカ』は、船舶の汽笛や船舶用焼玉エンジンの開発、製造で飛躍し、昭和15年には大阪金属特殊旋削工業組合の理事長に就任。昭和17年には企業合同により社名を『サヨカ金属工業株式会社』として社長に就任。同年、関西舶用内燃機部品協力会理事長に就任。太平洋戦争中は陸軍と海軍に各一機の戦闘機を献納し、戦後の昭和21年には日本内燃機工業会理事長に就任するなど隆盛を極めたという。

 

貴社のますますのご発展を願っております。

 

 

もう一つは奇人宮武外骨ゆかりの地の石碑、

 

「滑稽新聞」という変わった名の新聞を発行し、政府、行政の腐敗を糾弾しました。

 

今なら「ご飯論法」「信号無視話法」の為政者達が標的になるのでしょうね。

 

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あみだ池筋土佐堀通が交差する土佐堀2丁目交差点の辺りに置かれています。

 

  肥後橋から京町堀まで20分程の街歩きですが、

 

結構楽しめ、仕事もはかどり、有意義な午後を過ごせました。

 

 では・・

 

楽しい夜をお過ごしください!