2月19日 奈良北西部は晴れておだやかな朝になりました。
2月16日の毎日新聞に面白い記事がありました。
「天下分け目」はどっち?
関ケ原vs天王山
私も特設サイトをチェックしました。
合戦 映像 イベント WEBサイト 観光アプリ の部門で投票できます。
このような切り口で歴史を楽しんでみるのも面白いですね。
では・・・
楽しい休日をお過ごしください。
今日の奈良北西部は少し雪化粧の朝になりました。
午前中は東大寺で行われている”ビッグ幡(ばん) In 東大寺に出かけてきました。
幡(ばん)とは、東大寺の重要な法要の時に使われる「旗」をいいます。
仏や菩薩を荘厳・供養するために用いられ、平和を祈ったり魔除けの意味が
あるといわれています。
JR五位堂から奈良に向けて出発、葛城山 金剛山の頂もうっすら雪化粧です。
東大寺に到着、南大門をくぐります。
東大寺に幡(ばん)がはためいています。
「花鳥風月」をテーマに、障害のある人たちの作品が幡となっています。
このイベントは、奈良県障害者芸術祭
HAPPY SPOT NARA 2016-2017
2017.1.27-2017.2.12
きたまち ならまち界隈 近鉄奈良駅周辺商店街の店舗ほかで行われています。
私も知人の子供さんが、このイベントに作品で参加しているので、展示を見に
出かけというわけです。
障害者のみなさんの作品を拝見して豊かな感性を感じることが出来ました。
これからも、このようなイベントが発展、継承されることを願います。
「幡」を鑑賞したあと、せっかくなので廬舎那仏を拝ませていただきました。
・虚空蔵菩薩です。
四天王のうちの 広目天です。
四天王のうちのひとつ 多聞天です。
いつも通り、仏さま、菩薩さま、四天王に虫の良いお願い事をたくさんしました。
私が好きな戒壇堂の辺りです。
依水園の辺りから眺めた若草山です。
山焼きが終わったばかりなのがよくわかります。
昼食は、レストラン穀雨で中華粥をいただきながら、お店に展示してある障害者の
みなさんの作品を拝見しました。
私の知人の子供さんの作品です。
お許しをいただいたのでアップします。
猿沢池の辺りを散歩していてこんなお店を見つけました。
奈良市内にもキャンドル屋さんがあるんですね。・・・
最後にこの時期、お水取りにちなんだ和菓子があります。
これは 鶴屋徳満さんの 開山 良弁椿
奈良にしかない和菓子です。
美しい和菓子を眺めながら家路につきました。
では・・・
ステキな日曜日をお過ごしください。
奈良北西部は朝から雪が舞うお天気でした。
そんな中を仕事で神戸に向かいました。
JR兵庫駅に近くにある事業所に出向いて仕事を片づけ、いつも通り、海を眺めたくて
須磨に向かいました。
その須磨で見つけたのが・・・・・・・
須磨離宮公園のパンフです。
そし、須磨浦公園にある敦盛胴塚で行われる敦盛祭のパンフ。
悲劇の武将平敦盛ですね。
多くの皆さんに足を運んでいただければと思います。
私が海を眺めているのはこの辺りです。
今日の須磨の海は残念ですがこんな眺めでした。
いつも立ち寄るミスドへ・・・
JR須磨駅の真横にあります。
JR須磨駅から山陽須磨駅までは100Mくらいでしょうか・・・・
こんなマンホールが・・・
山陽須磨駅です。
この駅にはステキな作品があるんです。
地元の小学生が描いた須磨の絵を信楽で焼き上げた作品を展示してあるんですよ。
この作品を描いた子供達も今は40歳になろうとしています。
阪神電車で帰路につきました。
キラキラ光る春の海が待ち遠しいですね。
では・・・
楽しい金曜日をお迎えください。・・・
先日紹介した『多縁社会』を読み終えて、今読んでいるのがこの本です。
『日本人はどこから来たのか?』海部陽介著 文藝春秋 2016年2月
日本に至る人類の「グレート・ジャーニー」についての新たなる仮設が示されます。
★私たちはどこから来たのか?
欧米で「海岸移住説」が定説になっているのは私も知っています。
しかし、アフリカを出た人類が中東から海岸沿いに広がっていったのは本当か?
問題提起が行われます。
まず、私たち以前の原人、旧人らの滅びてしまった人類の整理から始まります。
★ヒマラヤ南ルート
世界各地の遺跡年代のマッピングから4万8000年前に、ヒマラヤ山脈を南北に隔てて
分かれ拡散したことが述べられ、インドから東南アジアへ進んで「南ルート」をたどっ
た集団について述べてゆきます。
★ヒマラヤ北ルート
このルートの集団は予想よりも早く南シベリアに進み、北極圏に到達した人々までいた
ことが述べられます。
そして、モンゴルを経由し、4万年前頃、中国、朝鮮半島など東アジアに到達した
らしいことを石器の特徴から明らかします。
★日本への3つの進出ルート
日本で3万8000年前に突如人類遺跡が爆発的に表れたことが明らかにされ、それ以前
の遺跡には確証がないことが示されます。
無人の野だった日本へ、対馬、沖縄、北海道の3ルートから別々に、祖先が初めて
足を踏み入れたことを明らかにしてゆきます。
★対馬ルート 最初の日本人の謎
対馬ルートからの集団が最も早く日本に入ったようです。
本州に入るには海を越える必要があり、到着直後の遺跡からは世界最古
の往復航海を証拠が・・・
最初の日本人は航海者であると述べられています。
★沖縄ルート
沖縄に来た祖先は誰だったのか?
本州とまったく異なる遺跡証拠は「南ルート」を示唆しているのです。
しかし、それ証明する台湾から黒潮を横断すし100kmをはるかに超える航海での再現実
験をする必要がある。
★北海道ルート
北海道での人類出現が3ルートで最も遅い。
しかし、北海道の2万5000年まえの石器文化は「北ルート」と共通する。
やはり、シベリアから南下した祖先がいた。
★1万年後の再会
対馬から入ってきた「最初の日本人」は「ヒマラヤ南北ルート」をたどった
人たちが、東アジアで再会し、混じり合ったという説が示されます。
★ 日本人の成立
3ルートから日本列島に入ってきた人々は今の日本人といかにしてつながっているか
朝鮮半島、中国で発掘される人口や石器との比較、DNA研究で明らかになったこと
が述べられます。
以上 前掲書 目次から要約しました。
あまり読んだり、聞きたくないニュースばかりが耳に飛び込んできますが、
こんな壮大な仮説を読んで心をリフレッシュするのも悪くないなあと思います。
明日は朝から神戸に向かいます。
キラキラ輝く須磨の海をながめたいなあと思っています。
では・・・
楽しい木曜日をお迎えください。・・
2月5日 奈良北西部は雨の一日になりました。
溜まった雑用を片づけながら、法人税法の理論暗記(受験校で税法の条文を試験用
に)コンパクトにまとめたもの)と図書館で借りた本を読み一日を過ごしました。
税法の理論暗記はこんな本。
受験校はO校とT校が2大勢力。
私はT校の教材を使っています。
税法は 「一読難解 2読不可解 3読誤解 」というジョークがありますが
租税法のリーガルマインドがどうすれば体得できるか?
試行錯誤の日々です。
図書館で借りてきた本はこれです。
『多縁社会』自分で選んだ縁で生きてゆく 篠原聡子 空間研究所
アサツー ディ・ケイ 東洋経新報社 2015年8月30日発行
「無縁社会」と首都圏と一部大都市圏以外で社会の過疎化が進んでいるこの
時期に『縁』というコンセプトで地方を創りだしてゆくことは『楽しい』と
思うのです。
本書の内容は以下のとおりです。
第1章 すぐそこにある「無縁」のリスク
第2章 親族ネットワークの新しいあり方
1 家族の再編
2 姉妹が積層する「横型多世帯」
3 近居から2・5世帯住宅へ
4 親族ネットワークの可能性
第3章 進化する住まいのシェア
1 シェアハウスという現象
2 「共同生活の練習」としてのシェアハウス
3 0歳から89歳まで、47人の「他人」が暮らすコレクティブハウス
4 地縁の代替としてのコレクティブハウス
第4章 家のコミュニティ化 コミュニティの家化
1 シニアとコミュニティ
2 子育て問題をコミュニティで解決する
3 「老後の安心」をシェアで再生したコミュニティの挑戦
4 コミュニティは人を幸せにするのか?
第5章 家の一部を開いて、地域につながる
1 住まいを「開く」試み
2 地域の記憶のプラットフォーム
3 家に「サロン」を開いた大阪人
4 「住まいを待ちに開く」ということ
第6章 もう1つの「ジモト」をつくる
1 2地域居住とは
2 2つの人生を生きる、贅沢な選択
3 「こどものため」に自然豊かな「ジモト」をつくる
4 年間40万円で手に入れるもう1つの「ジモト」
5 2地域に住むというチャレンジ
最終総括 「無縁社会」へのしなやかな対応策としての住まい方
家という器を越える縁
場所のリソースを探す
プライベートな公共空間
自然を選ぶ。コミュニティを選ぶ 縁を選ぶ
読んでいて考えさせられることがたくさんありました。
このような試みを実際に行っている人が私の知人におられます。
既存の地域社会のつながりが崩壊しかかっているいま、町内会 老人会 PTA
などの既存にネットワークはその社会的使命を終えようとしてると思います。
成長から定常・成熟に日本の社会が向かい始めている今、新しい『縁』をキーワードにした『参加』
と『共生』の仕組みを創る試みがとても大切なことではないかと思っています。
『ブログ』も『縁』のひとつかもしれませんね。・・・
『参加』『共生』『寛容』『慈しみ』に溢れた地方や地域社会が生まれること
を願っています。
では・・・
楽しい月曜日をお迎えください。
今日は立春。
奈良北西部は晴れておだやかな陽ざしの朝になりました。
地元の小学校のリサイクル資源回収日で、新聞・雑誌・段ボール等
を所定の場所に出してきました。
昨日は節分、恵方巻で北北西の方角に向かって虫の良いお願いをしました。
鰯も美味しくいただいて、食後はほうじ茶と”福 ハ 内”
楽しい一日でした。
本棚を片づけていたら、懐かしい文庫が出てきました。
『トキワ荘実録 手塚治虫と漫画家たちの青春』 丸山昭著 1999年 小学館文庫
子供の頃、夢中になって読んだ「鉄腕アトム」の作者手塚治虫とその「手塚番」を担当
した講談社の社員との壮絶な?日々が生き生きと描かれています。
「トキワ荘」
東京都豊島区椎名町にあったアパートで
【まんが道】のインキュベイターの役割を果たしたと思います。
手塚治虫 寺田ヒロオ 鈴木伸一 森安なおや 水野英子 よこたとくお
安孫子素雄 藤本弘 赤塚不二夫 石ノ章太郎 (1958年当時居住者) 前掲書p116
中高年のマンガ好きなら必ず知っている名前が出ています。
作家にマンガを書かせるのが担当者の役目ですが・・・
書けないときもあれば、こっそり抜け出して遊ぶ時もあって、カンヅメにして書かせる
担当者との攻防戦は面白いの一言 (第一章手塚番日記) です。
この本を読んで手塚治虫は現在の大阪大学医学部卒業後、私が住む奈良にある奈良県
立医科大で医学博士を授与されたことを知りました。
博士論文のタイトルは「異形精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究」
阪大の医学部出身者で医師以外の道に進んだ数少ない人だと思います。
このアパートに手塚治虫を慕って集まった若き漫画家たち・・・・・
「スポーツマン金太郎」の寺田ヒロオ
私はアンチ巨人ですが・・・この漫画は愛読していました。
ここに住んだ作家たちの作品を上げたらきりがありませんね。
このアパートでの暮らしは藤子不二雄が『まんが道』で描いています。
なんと硬派の中央公論社(当時)から4分冊で出版されました。
すぐに買い求め、我が家の漫画スペースの真ん中に鎮座しています。
漫画を批判される人もいますが私は大好きです。
これからも楽しい漫画が生まれることを期待しています。
では・・・
楽しい休日をお過ごしください。