おはようございます。
奈良北西部、おだやかな朝を迎えています。
不要不急の外出を控えて、
『ニッポンの違和感』 松尾貴史 毎日新聞出版 2020年を、
ひとり頷いたり、
突っ込みをいれたりして読んでいます。(笑)
もともとは、
「毎日新聞」の「日曜くらぶ」に連載された「松尾貴史のちょっと違和感」に、
加筆修正を加え、単行本化したもの。
俳優、タレント、ナレ-ター コラムニスト 「折り顔」作家
下北沢でカレー店「般若(パンニャ)」を営む、
マルチプルな才能の持ち主です。
1960年生まれで、
私より6才年下、
その視点、世界観で示唆を受けることも多く、
私は彼の批評をいつも楽しく読んでいます。
ほんの内容は・・・・
第1章 「コロナ禍」のどさくさで
第2章 ビフォアコロナの永田町
第3章 日本人が知らない「ニッポン」
第4章 当世言葉事情
「違和感」が世界を変える
現政権には耳の痛い辛辣な内容が並んでいます。
彼を批判する方々もおられるでしょうが、
私は「違和感」は、
とても大事な感性・視点だと考えています。
既存の価値観が煮詰まってしまった「平成の世」
「令和の世」になったからといって、
それがたちまち解消されたわけでもありません。
為政者の皆さんは、
世論をひとつにまとめて、
自分の信ずる世界に引き込みたがりますが・・・
「たった1つ」は価値観は、
とても危ういのではないでしょうか?
私は、この世の事象は
複雑でややこしいのが当たり前と思っているので、
「わかりやすい」とか「わかりやすさ」を、
大切にしすぎるのは、
本当、それでにいいの?
ひとりつぶやいています。(笑)
さて、
今から朝の散歩に行ってきます。
散歩の途中手を合わせる阿弥陀さま、、
両方の石は古代の石棺の一部だそうです。
どのような人が埋葬されていたのでしょうね。
写真手前はご近所の皆さんが寄進した浄財の1円玉、
皆さんそれぞれの思いを込めて、
手を合わされています。
では・・・
楽しい土曜日をお過ごしください。