おはようございます。
奈良北西部は曇り空の朝になりました。
鳥のさえずりや、
近所の赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。(笑)
長男の本棚で見つけました。
BSで再放送したものを
録画していたのを思い出し、
妻と二人で
2004、2006のシリ-ズを見直しました。
人として、
考えさせられること、
気づかされることがたくさんありました。
不便・不自由が日常的な地域で生きる人たちの暮らしぶり。
外界を受け入れながら暮らす生き方。
「都市」で暮らしていると、
「社会脳」「意識」ばかりで生活してしまい、
それがもたらす負の側面に気づこうともしません。
頭の中はすぐに煮詰まる。意識は煮詰まるものなのである。
なにしろ脳は平均一三五〇g、その中でいくら走り回ったところで、
高が知れている。その中身を訂正してくれるのは外界である。
その外界は感覚を通して捉えるしかない。現代人がそれをいかに
嫌うか。生活を見ればわかる。部屋は冷暖房、照明は人工、
トイレは水洗、オフィス・ビルにいれば環境がいっさい変化しない。
風が吹かなきゃ、お日様の動きもない。見ているものといえばスマホ、
テレビ、パソコンの画面、目の前で光がチラチラしているだけ。
養老孟司 『半分生きて、半分死んでる』PHP新書 p21より
耳が痛いですね。
今回のコロナ禍の前では、
人間の意識や忖度は全く無力です。
外界を受け入れる暮らし方を・・・
この番組を観て、
そう考えています。
では、
楽しい休日をお過ごしください!