こんばんは。
奈良北西部、
強い雨が降っています。
4年前に書いたエントリーを
書き直してみました。
「ほんとうはもっとおもしろいんだ。沼津の裏山で小学生のぼくがひとり
で遊んでいると、向こうから太った人が歩いてきた。写真で見たことがあ
る大山元帥だと思って、おじぎをした。すると、大山さんも立ち止まっ
て、きちんとおじぎを返した。他に見ている人が誰もいないのに。」 鶴見
俊輔 思い出袋 岩波新書1234 2010年5月17日 第3冊発行
P7 状況から学ぶ より
哲学者古在由重の子供時代の出来事です。
おじぎをきちんと返した大山もすごいが、
こども心に
大山の想いを素直に受け止めた
古在もさすがです。
見ず知らずの子供に挨拶されたとき、
大山のように挨拶をすることができるやろか?
私のような不心得者は、
立ち止まって、
きちんとおじぎもせんと、
上から目線であいさつしたんやろなあ~
大山の ”きちんとおじぎを返す”
ふるまいの中に優れた人の生きざまが現れる。
鶴見俊輔は
それを簡潔な文章で表現しました。
私なりに
こんな理想を思い浮かべます。
ー自己に厳しく、相手にやさしく。
ー聞き上手・寛容を心がける。
でも
還暦を過ぎても
ほど遠い現状
自己中から抜け出せません。(苦笑)
あきませんな~
それだけでなく・・・
私と同世代の人たちがする
振る舞いが
浮かんでしまいました。
核心的な質問をされたら
論点をずらして、
質問に答えず、
自己の意見ばかりを繰返す。
相手を見下す言葉を投げつけ、
ヤジを飛ばし、
おまけに
平気でウソをつく。
他人を非難してはいけませんね。
私も似たりよったりかな・・・
心を改めて、
耳順を心がけて、
暮らそうと思います。
では、
みなさん、
おやすみなさい。
では、楽しい休日をお過ごしください!