おはようございます。
奈良北西部、曇り空の朝になりました。
朝日新聞 平成30年6月9日 夕刊 大阪本社版 7面 社会 に乗った記事です。
改装した空き家の地元の銭湯、喫茶店を組み合わせ、まち全体をホテル
に見立てる。そんなアイデアを形にした「SEKAI HOTEL」を昨年6月、
大阪・西九条にオープンした。
JRの駅の近くに設けたフロントから徒歩5分圏内に、点在する築40~50
年の民家を改装した「客室」が13ある。予約制で、地元の喫茶店で朝食を
食べられたり、銭湯に入ったりできるチケットを配っている。(中略)
同業の中でも「換えのきかない会社になりたい」と考え、規制緩和が進
む民泊や簡易宿泊所に注目。年々深刻化する空き家問題を解決し、観光客
も増やせれば一石二鳥の地域貢献になる。そう考え、中国語教室を営むベンチャーなどと共同で事業を始めた。(以下略)
文・写真 中村光
私がいいなと思ったのは、
「一等地ではない場所の活性化を目指してやっていきたい」
という考え方です。
首都圏や一部地域を除いて、大部分の地方都市は人口減少化社会を背景として、
地域社会の規模縮小、財政面でも火の車、お先真っ暗が本音だと思います。
今、地域にあるものに光をあて、組み合わせ、新しい魅力を生み、賑わいを維持する。
地域住民の新たな交流とエネルギーが生まれてくることも期待できます。
高校・大学時代に利用したユースホステルの現代版になるかもしれません。
もちろん、シニア世代にも利用してほしいですね。
東大阪の商店街で空き店舗を客室に仕立てた2か所目もオープンするそうです。
国内外の自治体からも注目され、視察団も訪れているそうです。
2020年までに全国5カ所に増やす計画。
「おもしろいやん・・・」
気長に応援してあげたいですね。
では、みなさん、
楽しい休日をお過ごしください!