こんにちは。
奈良北西部はおだやかな午後になっています。
昨日(旧暦2月10日)は大安で、わが家の恒例行事、旧歴に従ってお雛さまを飾りました。
この行事は母の恒例行事です。
雛段を出すのが大変になってきたようで、ここ数年は床の間が雛段になりました。
私の母は、兵庫県北部美方郡浜坂町にある農家の長女として育ちました。
母の育った里は旧暦で年中行事・祭事・農事が行われていたそうで、
4月18日が旧暦の3月3日、この日までわが家の床の間で、お雛さまを飾ります。
ご近所に、娘がいないのになぜお雛さまを飾るの?
とよく聞かれますが・・・・・・
子がほしくてもいつまでたっても授からない私たち夫婦。
孫がほしくてたまらなかった両親・・・・・
とうとうあきらめて母が孫のかわりにお雛さまを新調して飾りました。
このご利益のせいでしょうか?
その翌年、初孫を授かりました。
ただ・・・・・・・・
3人の子に恵まれましたが・・・・
男の子ばかり。
娘とはご縁がなくて、お雛さまには申し訳ない結果となりました。
今となっては笑い話です。
桜の舞い散る時期にお雛さまを飾るのも楽しいものですね。
お雛さま、旧暦で飾ってもいいのではないでしょうか?
では・・・・・・
おだやかな午後をお過ごしください。