おはようございます。
今神戸に向かっています。
電車の中の御伴はこの本
『日本プラモデル興亡史』 井田博 文春ネスコ 2003年
プラモデルは進駐軍によって日本に持ち込まれたもので、世界最初のプラモデル
は1936年イギリスで作られたそうです。
読み進めてゆくと懐かしいマルサン・「日模」という名前が出てきました。
そして、昭和35年 プラモデル界の雄 田宮模型が参入します。
ここで、気がついたことがあります。
日本のプラモデルは ”動く” ことにこだわっているという点です。
それを支えたのが マブチモーター です。
このモーターが無かったら日本のプラモデルは支持されなかったと思います。
ところで・・・・
プラモデルが登場するまで、私が夢中で作っていたのがこれ・・・・
ライトプレーンというものです。
細長い紙袋に入っており、
近所の駄菓子屋、オモチャ屋さんで売られていました。
前掲書 P133より
木の機体に薄い紙を貼って翼をつくり、輪ゴムをまいて、動力にして
プロペラを回して、草野球をするグランドで飛ばしていました。
タミヤ模型の快進撃が始まります。
この本の真ん中にホンダのF1の模型が出ています。
ドライバーはジョン サーテイーズ 2輪 4輪の世界で世界チャンピオンになった
ドライバーです。
このプラモの出来が素晴らしかったのです。
さすが田宮模型!と思いましたね。
もちろん作リました。
それからいくつかのブームがありました。
浮気性の私は、エレキ、フォークと関心が移り、いつのまにかプラモの世界から遠ざかっていきました。
10年くらい前だったでしょうか?
阪急三番街のキッズランドでプラモと再会したのです。
お店にいたのは私と同じ中年の男性たちでした。
プラモはおじさんたちの趣味になっていることを実感しました。
その時、見つけたのがこの小冊子です。
この本をガイドブックに何隻か作ってみました。
老後の楽しみにはもってこいですね。
さすがに兵器を作るのはためらいを感じます。
これからは、氷川丸のような商船がモデル化されてほしいなと思っています。
子供達が工作する姿を見ることが少なくなりました。
手作りの楽しみを経験して欲しいですね。
これからは、プラモではなく、プログラミングなのか?
⁇ですね。
では、楽しい金曜日をお過ごしください。