こんばんは。
帰宅し夕食をいただきました。
虫の音が庭の方から聞こえてきます。
秋のはじまりだなと教えられます。
今日は私が好きな神戸新聞の連載記事「私の文様帖」から9月9日に掲載されたものをご
紹介します。
文様では、萩は花ではなくもっぱら丸い葉が描かれる。
この大胆な萩の葉模様は、薄く透ける絽(ろ)の着物。
夏の装いに秋の草花を描いて、来るべき季節の涼を感じさせる。
ご先祖さまが育んだ素敵(すてき)なテクニック。
文様をこんなふうに使う文化が他にあるだろうか。
私たちが萩に秋風を感じる感性を失えば、そんな文化もすたれてしまう。
神戸新聞9月9日掲載「くらしの文様帖」より
ステキな智慧ですね。
ようやく庭に咲く草花や木々に目が向くようになりました。
リタイアが近くなり心の断捨離を始めたからだと思います。
これからも、心惹かれた記事をきっかけにして「考えるヒント」・「感じるヒント」の
手がかりになる自分用の索引にしたいと思っています。
さて、珈琲を淹れてくつろぐことにしましょう。
皆さんも楽しい秋の夜をお過ごしください。