大阪の玉造に用事があって出かけたら、真田の六文銭がいたるところで見られ、女性ファンが真田山の辺りを散策されていました。さすが堺雅人さんです。
秀吉のブレーンとして千利休が登場していますね。
今までの利休とは少し雰囲気が違って、こんな利休もありかな・・と思っています。
千利休は茶道の達人ですが、彼はどんな和菓子が好物だったんだろうって考えたこと
ないですか?
あるのかなあ?
あるんですねえ。・・・・
堺に・・・・・
その名は『芥子餅』
堺市の和菓子司 本家小嶋。
1532年創業の和菓子司で、利休が好んだ和菓子をつくり続けているのです。
栞には描かれていませんね。・・・
これが『利休』が好んだ『芥子餅』(けしもち)です。
こし餡を芥子の実で包みこみ、食べたとき、芥子の実の香ばしい香り
が口の中に広がります。・・・
これは、食べてもらわないと・・・伝えられません!
お茶にぴったり!
利休は、素朴な味わいのこの和菓子が、彼の”詫び寂び”に合うと思っていたのでは?
と勝手に想像を巡らせています。
実は、本家小嶋さんのほかに、もう一軒、老舗があるんです。
株式会社小島屋
こちらは、江戸時代延宝年間(1673~1681)頃の創業だそうです。
今日両和菓子司の『芥子餅』と『けし餅』を買い、家族で美味しくいただきました。
こちらは株式会社小島屋さんの『けし餅』です。
どちらのお店も餡が美味しい!
芥子の実の色合いに濃淡があるくらいで、甲乙つけがたい。
後は、選ぶ人の好みだと思います。
堺にお出かけになった時は、是非、ご賞味ください。
安土桃山時代の素朴な香ばしさに出会えると思います。
美味しい餡と芥子の実で、心が和みました。・・・
みなさん、おやすみなさい。