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奈良県在住。日々のログとして書くことにします。

「神饌」供える心、大切にしたいですね。

おはようございます。

 

奈良北西部、少し曇り空の朝になりました。

 

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平成30年4月4日 朝日新聞 朝刊 奈良北西 に掲載された記事です。

 

奈良県河合町にお住いの写真家が、神饌の写真集を出版したことを伝える記事です。

 

「神饌」

 

神(を祭る時)に供える主食。

 

新明解国語辞典 第六版

 

 

 

「神饌」はじめて目にする方もおられるでしょう。

 

日本各地でハレの日に、その地域ならではの「神饌」が供えられてきました。

 

特別な素材、個性的な姿、この記事にも個性豊かな神饌が紹介されています。

 

 

「ハレの日に神様をおもてなしする心が表現できていればうれしい」と記

 

事の中で著者が語られています。

 

前掲記事より

 

 

 

日本各地の伝統行事や祭礼が姿を消し始めています。

 

この写真集の著者のように、「神饌」を通して、愛着のある故郷の営みを、

 

次世代に伝えてゆくことは素晴らしいことだと思います。

 

 

首都圏や一部地域への集中が加速する一方、地方の地盤沈下に歯止めがかかりません。

 

 

各地域でふるさとを愛する人たちが

 

自分に愛着のあるもの・物を通じて、

 

それぞれの思いを地域社会に問いかけてゆくことが、

 

 

地域活性化の一手段だと思っています。

 

 

「神饌 供えるこころ 奈良大和路の祭りと人」

 

(淡交社 1,800円 税別)  著者 野本 暉房 (てるふさ)  

 

手に取って読みたいと思います。

 

 

では・・・

 

 

金曜日、仕事に励みましょう!