南海電車の沿線で育った私にとって楽しい記事が2月17日の毎日新聞に出ていました。
地域活性化と沿線住民の増加を目指して私鉄各社が農業に参入という記事です。
南海電気鉄道 沿線で体験農園を今春開業
阪神電気鉄道 線路の高架下でシイタケ栽培
能勢電鉄 手ぶらで楽しめる貸農園運営
近鉄 遊休地でトマト・レタスの生産
関西の各私鉄にとって、人口減少で電車を利用する乗客の減少は頭の痛い問題です。
沿線の活性化と乗客維持のために各社の智慧の見せどころですね。
このような地道な事業がたくさん生まれてほしいと思います。
神戸市の地下鉄海岸線でも人口減が進む沿線に若年層を呼び込むための
社会実験行うと数日前の毎日新聞に出ていました。
前回の震災以後、沿線住民の減少に歯止めがかかっていません。
関西の私鉄沿線でも人口減少により運転本数の見直しや、ローカル線の駅で無人化が
進んでいます。
車を運転する人々の高齢化が進み、それに伴う事故が増えることになるでしょう。
環境にやさしい私鉄の良さや安全性を再認識すべきと思います。
成熟した地方暮らしとは何か?
そのために公共交通機関に何を担ってもらうのか?
真剣に議論すべき時期に来ていると思います。
がんばれ、関西の私鉄・地下鉄!
では・・・
楽しい午後をお過ごしください。