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bdshirt 自分用の索引

奈良県在住。日々のログとして書くことにします。

絵文字から意外なゴールにたどり着きました。

官公庁は御用納めですね。

 

今日は、1年を振り返って「考えるヒント」を提供してくれた新聞記事を紹介

 

したいと思います。

 

毎日新聞のオピニオンの中に「メディアの風景」という記事があります。

 

1か月に1度連載されていて、執筆者は武田徹氏。

 

今年の記事は・・・・・・・

 

1月25日 東京朝刊 「公」と「私」交わる社会

 

2月29日 東京朝刊 社会の公正を考える鍵

 

3月21日 東京朝刊 検索で「空気」を読む。

 

4月25日 東京朝刊 公益追求に期待

 

5月23日 東京朝刊 高度分析技術の先に

 

6月27日  東京朝刊 安易な謝罪 対話遮断

 

7月25日  東京朝刊 見えるものは現実?

 

8月29日  東京朝刊 自粛で失う議論の幅

 

9月26日  東京朝刊 スマホですれ違い

 

10月24日  東京朝刊 真実に近づく姿勢

 

11月28日  東京朝刊 追いついたこの先に

 

12月26日 東京朝刊 感情共有求める社会

 

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今年起こったメディアの風景を糸口にして、社会や人々のありようについて著者の

 

見解をわかりやすく述べていて、「考えるヒント」にしています。

 

 

今月はこんな内容でした。

 

NYで12日から「絵文字展」が始まったといい出来事から、絵文字の時系列の進歩が

 

簡潔に語られ、2015年に英オックスフォード大学出版局(OUP)が、「その年もっとも

 

注目された語」として「涙を浮かべた笑顔」と呼ばれる絵文字が選ばれたことが紹介さ

 

れています。

 

 

そのOPUが選んだ今年の注目語が「ポスト真実」

 

感情や思い込みが優先され、真実か否かが軽視される傾向を示す言葉で、暴言を繰り返

 

したトランプ氏が大統領に当選した事情等を説明する時に用いられると述べています。

 

 

 

ここからが著者の独壇場です。

 

 

感情表現が優先されるのは絵文字も同様で、作家のように複雑な心情説明を文字で丁寧

 

に説明しようとせず、絵文字1つで表現してしまうことを指摘しています。

 

 

二つの言葉は単に連続して注目語に選ばれたのではない。メールやソー

 

シャルメディアで絵文字を用いて感情の共有を急ぎ求めるようになった社

 

会とポスト真実化の進捗は、どこかで脈を通じているのではないか。(以下

 

略) 本文記事より

 

 この記事を読んで、痛いところをつくなあと思ってしまいました。

 

 

社会を守るために個人の権利制限は必要なのだという世の中の「空気」の流されないよ

 

うに、立ち止まって考え「私」と「公」のほどよい緊張関係が必要だと再確認

 

した記事でした。

 

 

1月に1度こんな硬派な記事を読むのもいいいもんですね。

 

では・・おやすみなさい。