7日は天王寺で仕事を終え、ぶらり散歩で”陰陽師”の世界を楽しんできました。
道案内に使ったのが”大阪あそ歩” https://www.osaka-asobo.jp/
「大阪あそ歩マップ集」その1 No336「ここは陰陽師・安倍晴明の里なり」です。
松虫駅の南側からハルカスを眺めることが出来ます。
地図の通り①の松虫塚に向かいました。
松虫通沿いにあります。
昔、このあたりは見渡す限りの原野で、秋は虫の声が満ち、松虫(今の鈴虫)
の名所だったそうです。
後白河法皇は34回 後鳥羽上皇は28回 熊野三山へ参詣されたそうです。
やがて、武士、庶民にも広まり「蟻の熊野詣」と呼ばれるようになったそうです。
その街道となった熊野街道、起点は渡辺津(今の天満橋八軒屋辺り)です。
安倍晴明神社です。
この神社が安倍晴明の生誕地と言われています。
安倍晴明(921~1005)
私は占いは信じませんが、信じている人もおられるので、それもありかなと思います。
地名の由来になった阿倍王子神社に向かいます。
七五三の時期で男の子が両親に連れられて来ていました。
「あべの」の地名の由来になった安倍一族の氏神社です。
平安時代に熊野信仰が盛んになると熊野九十九王子の第二王子社となりました。
大阪府下で唯一の旧地に現存する王子社だそうです。
マップの⑥ 天王寺蕪の碑です。
阿倍王子神社内にあり、天王寺蕪は、なにわの伝統野菜で、与謝蕪村が
「名物や 蕪の中の 天王寺」と詠んだそうです。
信州の晃天園瑞和尚が1756年天王寺蕪の種を信州に持ち帰りましたが、
気候と土質が合わず、葉だけが大きく成長し、野沢菜になったそうです。
ここから東天下茶屋で阪堺電車に乗り天王寺駅前に戻ることにしました。
東天下茶屋駅の上り天王寺駅前行きのホームの最高尾にこんなプレートがあります。
明治30年に大阪馬車鉄道㈱が設立され、馬車鉄道が生まれました。
その後、チンチン電車の阪堺電気軌道上町線となって現在に至っています。
この散歩で1時間弱でした。
『大阪あそ歩』のHPには大阪市内の主な駅のそばにある、名所、旧跡
が載っていて、ぶらり散歩にはもってこいのコースが多数紹介されています。
大阪のまち歩きにお役に立つHPだと思います。
では、みなさんおやすみなさい。