いつ、だれが、日本に漢字を伝えたのか?
日本人は漢字をどのように習得したのか?
そんなこと考えたことないですか?
万葉集の中で有名なこの歌。
この山を眺めながら読んだものです。
春過ぎて 夏来(き) にけらし 白妙(しろたえ)の
衣(ころも) ほすてふ 天(あま) の 香久山(かぐやま)
万葉仮名だとこうなります。
春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山
漢字を知らない当時の人々が書けたでしょうか?
たぶん無理なのでは・・・
だったら誰が?
私は、朝鮮半島や中国大陸からの渡来人が漢字とその表記法を
日本列島に伝え、当時西日本に住んでいた人々が、渡来人との
交流の中で漢字とその表記法を習得したと思います。
海を隔てた人々と交流することについては、昔の人が寛容だったようですね。
見倣いたいと思います。
では・・おやすみなさい。